ビフィダスです。
4月はちょっと珍しく、嫌な働き方をしてしまったので、
仕事が一息ついた今、振り返りをしておきます。
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3月から4月にかけてはちょっと忙しくなってしまった。
3月23日、同人合同誌への寄稿4P入稿
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3月31日、「交わりの宿 弐」20P入稿
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4月8日、「マリエさんと温泉へ」32P+表紙入稿
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4月24日、失楽天誌原稿20P入稿
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こんな具合に、4月上旬近辺に締め切りが二つ三つ、そして4月末は大型連休前の前倒しが発生して、
普段だったら余裕を持って進行する筈のスケジュールのところ、自分で自分を追い立ててしまった。
「プライベートを全て犠牲にしての作業」という感じになってしまっていたのだ。
結果として、これまで感じたことのない物凄いストレスを感じる一ヶ月となってしまった。
「あーこれが終わったら暫くなんもしたくない、北海道でラベンダーに囲まれながら死にたい」とかずっと思っていた。
今回特に痛感した、まずいことをいくつか。
1・考え事が出来ない。
日常に余裕ありてこそ考え事が出来ると思うのだが、これが出来ないのが厳しかった。
「考え事」というのは漫画を書き続けて生きていく生活を送る上で、多分、絵を描く事以上に重要なことだと思う。
ここが骨抜きになると、考えの視野狭窄みたいな状態になって次に向けた作品を着想できない、だとか(そもそも作品作りって次の展開・その次の展開を常に常に考えながらやらなきゃロクなことにならないから、考えの時間幅を確保できなくなったら死も同然なんじゃないだろうか。コワイ!)個々の描写が手癖になり色気がなくなる、とか、色々な弊害が生じると古事記にある。
今、ようやく考え事の時間を確保できて嬉しい。
2、仕事が苦しいものになる。
今まで、漫画を描く事は辛い日常から逃げる逃げ道のようなもので、だから楽しかったのだが、
この一ヶ月は「プライベートを犠牲にした」「この多忙により、人生の決断から逃げてしまった」といった負い目を生じさせる働き方をしてしまい、結果として仕事が辛かった。漫画の仕事を、こういう仕方で辛いと感じるのは初めてに近いことだったと思う。
仕事は兎に角何らかの仕方で楽しいものにしておかなければ絶対長続きしない、とは本当思う。
3、自信の欠如。
自信というのは計画的に出すことが出来るものだと考えていて、実際そうしているつもりなのだが、今回はその計画が破綻したので物凄い陰鬱な状態だった。
自信の欠如した状態というのは、鍵を閉めたかどうか確認してない状態での外出のようなもので、ほんtttttttttっとうに仕事が遅くなる。から、なるべくなら機械的に除去しておきたい。
自信を計画的に作り出す仕方というのは、またいつかの機会に書き残しておきます。

で、これからやりたいこと・やったこと。
1、飲み
これは案外身体への負担が大きく、一日で懲りたので、あんまやらない。
2、散歩
ここんところよくひとりで数時間ダラダラ歩きながら考え事をしている。これはすごい楽しい。
3、土いじり
草花を育てたいと思っていたので、ラベンダーとかハーブ類とかを育て始めた。
4、北海道
北へ行こうランララン
北へ行こうランララン
春も夏も秋も冬もね
胸躍る北へスキップ
5、料理
これも今めちゃくちゃやってます。
6、身辺整理
必要になるかも。
7、ケムリクサの研究
ケムリクサ、構成が独特で興味深いので、後学として各話の展開の整理をしてまとめておきたい。
重要な発見がある予感。
8、北へ
nocchi先生の絵を勉強しないといけない。新たな扉が開かれる予感がする。
9、北へ
ゲームも進めたい。ターニャちゃんのトゥルーエンドを見てから触れていないのだ。
10、北へ
北海道の取材もしたい。
11、カラーの勉強
カラー、勝手がわからなさ過ぎるので、ちょっとあれこれ道筋を整理したい。