ビフィダス牧場

サークルyogurt、ビフィダスの活動報告場です

コラム

去る1月28日、秋葉原書泉ブックタワー9階イベントスペースにて開催されました、
『キミを誘う疼き穴』発売記念、エンジェル出版主催、サイン&トーク会「天使のまんだん」第一回、無事終わりました。
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すごく素敵なイベントでした!もう、すごく素敵でした。
参加された皆様、この場をお借りして改めて感謝申し述べます!ありがとうございます!本、楽しんでいただければ幸いです!
そして、場をご用意いただきました書泉ブックタワー様、エンジェル出版編集部の皆様にも御礼申し上げます。ありがとうございます!
エンジェル倶楽部公式ブログでのレポートはこちら!
http://angelweb.jp/blog/?p=13777 
以下、私の方でもレポートをさせて頂きます。備忘がてら、何があったのかを思い出しつつ書いていきます。

1、会場に行ってみよう
会場になる書泉ブックタワーさんは、9階のイベントホールフロアまでエスカレーターが通じていて、9階から先のエスカレーターは関係者立ち入り禁止となっていて稼動していない。
ここを、編集さんに案内されてテクテク上り、10階に立ち入った。そして、パネルとか棚とかお手洗いとかを抜けてウネウネ曲がると、控え室があった。私は感動したのでしゃしんを撮った。
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なんてこった!控え室!
暫くして会場設営が終わったので、降りた。
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整然と並ぶ椅子!椅子の上にはおまけのポストカードと、イベント限定のネーム冊子!新作のネーム(漫画の設計図みたいなラフ段階のもの)を冊子にして下さったのだ。
奥にあるのがレジだ。エンジェル倶楽部の新刊も置いてある。
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壁には、告知用に書いた各話ヒロインの日替わりイラストが!壮観だ!(描いててよかった!)
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演台。奥には今回のじゃんけん大会の為に作ってくださった単行本表紙絵のタペストリー。
ちなみに机の上にあるのはサイン色紙。前に描いたけどとある事情で放っておいたものを、折角なのでイベントの為に持って来たのだ。
2、イベント人数に関して
サイン会というものの形式を私はよく知らない。
自分で参加したサイン会は、書泉グランテで開かれた赤根京さんの写真集のサイン会、あの一つだけだ(一生のおもひでぽろぽろだ。生の赤根さんに目の前で「ビフィダスさんですか!」と驚かれた時の感激を私は忘れないだろう)。
前に見たドラマの「重版出来!」では、皆が自分の単行本を持ってきてて、書店を埋め尽くす行列を作り(あれ何百人いたんだ)、机にいる著者にサインをして貰っていた気がした。
だが、これやると結構しんどかろう。
まず書店は行列管理で売り場をおもいっくそ制限されようし、参加された方に体調不良とかトラブルとかあったときの対処・管理もしんどかろうし、
著者もサイン描きまくってその場で絵まで描くとしたら腕が疲れようし(サイン本に「絵」を描くというのも、ある意味で好意のサービスだ。つまりは、サービスが行き過ぎるようになると、しんどい悪習となって維持できなくなってくる)、
並んでいる人の待ち時間も深刻に長くなりそうだ。一人一分でも50人なら50分。最初の人と最後の人とでは50分の差が出てしまう。厄介だ。
今回のイベントは、今後継続していくつもりのエンジェル出版主催サイン会イベントの第一弾企画で、嚆矢というかそんな奴だ。編集さんはかなり企画を練っていらした様子で、次へと繋げていける持続可能なイベント形態、というのを調整していらした。そのある種の様子見として、このイベント規模へと行き着いたのだという訳なのだ(ろう。僕はその企画決定の場にいた訳ではないから知らないが、以下の理解で大体合ってる筈)。
即ち、人数を限定する。20名の予約制。
そしてサイン本はその場で描くのでなく、予め著者の方に本を送っておいて、イラストを描いてから会場に搬入する。予め描ける分、それなりにご満足頂けるようには描く(それでも粗いし、20冊描くのメチャ疲れた。本の表紙をエイッと開いてのアナログ速筆というのは全ての作家が持ってるスキルじゃあないのだ)。
そして、サイン本を会場内レジでお買い上げして頂く(イベントによっては、予約チケットの時点で本の代金を払う形式もあるようだが、会場内でエンクラ本誌も売っていたのでその兼ね合いでこうなったのだろう)。
人数を制限する分、参加者の方には有意義な時間を過ごして頂けるように頑張る。
そして、長く待たされるだとか会場が満杯で体調不良になるとかマイクの声が聞こえないだとかいった風な会場内トラブルが起こらない丁度いい人数。(当然だが、参加された方が一人でも悲しい思いをされてしまうと、「参加者全員が幸せであるように」とイベントを開いている主催側はその方の悲しみを重視してしまい、今後のイベント見直しとか取り止めへと判断を傾けてしまう訳なのだ。だからイベントの管理というのはとっても重要なのだ。
作家負担、イベントの継続可能性、会場規模、イベント管理の限界値、運営体制、これらの兼ね合いの結果が今回のイベントだったのだと思う。
実際、会場に並ぶ椅子を見た時は、「この配置なら最大でも席数は25が限界だろう」と思ったし、イベント開催後は、「本当に良い人数設定だった気がする」と思った。無論、今後また様々な形態を試行していくような気もする。
3、イベント開始
めっちゃ緊張した。
トークの主題に関しては、イベント数日前に編集さんと大雑把に打ち合わせをしていた。
編集さん「当日のイベントトークは、この手元の新作ネーム冊子を見ながら進めるという形にしましょう」
私「あ、その前に、来場者の方にご挨拶とお礼を申し上げる時間を頂戴してもよろしいでしょうか」
編集さん「そうですね、ではその時間を設けましょう」
私「あ、単行本発売イベントなので、単行本に関してお話する時間を頂戴してもいいですか(ズケズケ言う)」
編集さん「そうですね、ではどういった聞き方をしましょうか」
私「えーと、本をまだ読んでない方もいらっしゃるでしょうから、本が出た感慨だとか反応だとか、そういった話がいいでしょうか」
っみたいな感じでズケズケ要求したが、話す内容に関しては当日になって頭がスッカラカンになったのでメチャクチャに喋った。
4、読者にお礼が直接言えるイベント
このサイン会&トークイベントという機会が私にとって嬉しかったのはこれだ。
で、冒頭で確かこういったことを喋っていた気がする。
……
料理人というのは調理中に自分の料理の味見が出来るし、皿に並べた料理を皆と共に味わうことも出来る。
だが、漫画家というのはそれが難しい。原稿を描いていく最中に作品を自分で何度も読んで検討してしまうので、世に出す頃には皆様と同じようには味わえない。自分の作品が本当に人を楽しませているのか、その自信がないのだ。
私がこれまでエンジェルさんで作品を楽しく描けたのは、読者の方からアンケートやファンレターを頂戴していたからで、それがなかったら自信を持てないままウロウロしていたことだろう。本当に助けられた。
読者の方には一人一人にお礼が言いたいし、この度出た単行本を買ってくださった方全員に本当はお礼が言いたいのだが現実的にそれは難しい。でも20名の方にこうして直接に御礼できる機会が出来たこと、大変感謝しているし、その場を提供してくださった書泉様にも御礼申し述べたい。
そして、一つお願いがあるのだが、好きな作家さんだとか好きな作品があるなら、どうかそれを編集さんなり雑誌なり当人なりに伝えて貰えると有難い。そうすると作家は本当元気が出るだろうし助かるだろう。
……

みたいなことを喋った。
会場、最初は私がド緊張状態にあったのだが、段々と参加者の方に笑顔やリアクションが増えて、どんどん打ち解けて温まっていった気がする。
感動したのは、参加者の方に挙手をお願いしたところ、「デビュー以前から同人とかで私を知っていた人」「エンクラで私を知った人」「このイベントや単行本で私に興味を持った人」が綺麗に分かれていたことだった。これは本当嬉しかった。エンクラで掲載したことや、本を出したりイベントをしたことに、明確な意味があったということを、目の前にいる人という形で知ることができたというのはすごいことなのだ。
あとは、何故今作では尻をフィーチャーしているのかとか、尻とおっぱいの差異であるとか、作画についての目標だとか、断面図であるとか、方法論であるとか、編集さんに話を振られるままに、頭を搾り出してムチャクチャに喋った。
と思ったらタイマーが鳴り、じゃんけん大会になり、サイン会になった。
サインを書いて贈呈する時、来場者の方に直接会話してご挨拶することが出来るのだが、この時間もまたとてもありがたかった。ダラダラすべきじゃあないがテキパキし過ぎても良くない、という微妙な場面なのだが、おかげさまでまったりと朗らかに進んで本当良かった。
で、サイン会が終わると、なんと寄せ書きのプレゼントがあった(これ、当日知ったことだ)。参加者の方が私へのメッセージを書いて下さったのだ。有難く受け取った。今でも家で読み返しています。
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花束や、寄せ書きや、お客様や書店様に頂戴したお土産(これもあんま慣習化すると今後に良くない影響を感じるので報告は省かせて頂きます)を持ち帰って、書泉さんを後にした。
本当、ありがとうございました!

5、書泉ブックタワー
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書泉ブックタワーさんは私がかなり長い間利用させていただいた書店の一つで、文庫関係、各種資料や技術書、あとマイナー作品を広くカバーした一般コミック、復刻コミック、あと写真集とかも強い書店さんだ。スケベ漫画もある。
普段、客としてこのお店を利用していた自分が、客と違う立場でこのお店を使うことになる日が来るとは本当思いも寄らなかったことだった。
3年前の自分が今の自分を見たら「何か凄い幸せなことになってるね」と褒めてくれるのだろうか。


単行本、よろしくね!!
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キミを誘う疼き穴、発売初週が経過して、各書店さんより様々な反応を頂戴しております!
(通販サイトとか特典情報とかのまとめはこちら!)
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ちょっとこちらでも秋葉原の書店様のご紹介をさせて頂きます。(エンジェル倶楽部公式トゥイッターのご報告より)
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オータムリーフ様では発売週で第一位を頂戴した模様です!ありがとうございます!!!
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K-BOOKS秋葉原新館様では、第二位!ありがとうございます!!
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秋葉原メロンブックス様で三位!ンアーッ!
(私の作品はナウ可愛い系のものではないので、ナウ可愛い作品が元気な本屋さんで売れているとすごい嬉しい)
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秋葉原書泉ブックタワー様では、編集さんお手製のポップが飾られている模様!ありがとうございます!!
こちらでは週末28日にサイン会&トークショーがあります!
(先刻キャンセルでの欠員一名再募集があったのですが、そちらも座席が埋まった様子です!)

作品を取り上げていただきましたレビューやニュースも改めてご紹介!
興味有るという方はどうかご参考に!そして既に本を読まれた方も、是非!私も拝読して、あっ見抜かれた、とか、あっなるほど自分で気づいてなかった、などと唸っておりました。
酒とエロ漫画の日々。様 「事前の予想を上回る得も言われぬ世界」
それは私の妄言だ+様 「絡み付く様き引きずり込まれる様な淫靡さと、妖艶な雰囲気が漂う…独特な雰囲気
アキバblog様 ビフィダス初単行本 キミを誘う疼き穴 「乱れ堕ちていく姿が、本当にドエロくて最高」 
ヘドバンしながらエロ漫画様 「ヒロインの性的魅力に囚われ欲望が露わになる退廃感」 
漫画まみれラノベづくし様 淫らさが溢れ出す! 良作揃いの珠玉の初単行本
E.M.D.2nd様 子宮で感じまくる女性陣の痴態模様が満載!! 

本の御感想頂戴できると、本当やる気がみなぎります。ありがとうございます!! 
御購入報告や御感想やおシコり報告、いつでもお寄せ下さい!大歓迎に御座いますッッ!!

(SNSでも、御購入報告や御感想、日々沢山いただいていて、感謝しながら読ませて頂いております。「奥宮さんの話がいい」とか「松原さんがいい」とか「ミカちゃん幸せになって」とか「ゆり姉さん」とか「原田さん好き」とか、色んなお声を頂戴できて、励みになっております。「この本を買ってよかった」と言ってくださる方が居て、本当嬉しいです。シコったという報告を頂戴すると、「天は私の存在を許した」という気分になってオワーってなります。)
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なお、以下は備忘を兼ねての日記めいた文章です。
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【コラーム】作家・本・書店・読者の間で
単行本発売月である一月、僕は何をしていたかというと、原稿仕事を丸々空けた。
昨年11月末が単行本作業でカツカツになり、そして単行本発売月であるこの1月の「エンジェル倶楽部」本誌に新作を掲載する為、12月は前半が商業原稿作業に費やされ、また読者特典、とらのあな様でのリーフレット、冬コミの原稿などがカツカツに入り、12月は神経をすり減らしながら終わった。
1月頭になってから、K-BOOKS様宛の色紙を書き、また商業原稿の残り作業に着手して、一月上旬に提出した。
そこからほぼ二週間経った形になる。
ずいぶん、時を経たという気がする。
この時間、本来だったら私は絵の勉強をする心積もりだった。
が、年末の段階で、今年の仕事に向けての様々な新しい展望が生じ、その為の企画や心積もり、展望の計算(私は結構これをやる。未来の目標をクリアするために自分が現時点からどれくらいアクセルを踏めばいいのか、その全体的な青写真を思い描く訳だ)などがあり、ワクワクしながらも気が休まらなかった。
単行本発売前には、毎日カラー告知絵を描いた。告知は入念にやれ、と古事記にあるからだ。
発売後も、告知を入念にやった。「え、この人単行本出してたの?いっけなーい!」という方や「なんか評判らしいから買ってみよ」という方を一人でも増やせれば嬉しい。「漏らしを減らす」というのは掛け値なしに良いことだ皆が幸福になるからだ。故に告知・宣伝はする。
編集さんもメッチャ力を割いて下さった。
書店さんもメッチャ尽力して下さる。
その中で僕もできるだけ協力したい。
結果として、この宣伝や告知に、多くの力を割くことになった。
もしも原稿の締め切りを並行して抱えるような状況だったら、こんな密な宣伝は出来ないだろうと自分で感じている。(こう感じてしまうことは本来良くなくて、原稿を抱えていようがなんだろうが告知はすべきだし、将来原稿と宣伝を同時にすることがあったら、粛々と両方するのだろうが。)

書店さんを回ってみる。
目立つところに大々的に展開して下さるお店もある。
新刊でありながら、一番目立つ台から弾かれるというケースもある(書店の傾向と私の作品が合わないとかいうことはある)。
ランクインしているのに、新刊平積み台で目立たない奥まった場所に置かれちゃってるというケースもある。
売れているからか平積み台で引っ込んでて死角になっちゃってた、というケースもある。
私に腕力が足りないのは良い(これは「私の力量で表舞台に立つ決断をした」という決断の結果なので不平はない)。だが、ならば今から私に何が出来るのか。
本が出るということは、作家の裁量ではどうにもならんものがガッと増えるということだ。作家と読者の間には、出版があり、流通があり、書店がある。作家の突き出した腕は、こうして仲介を経ることででかく太くなり、この腕が全国の読者の方に広く到達ことになる訳だ。が、その分、作家本人の神経は腕の先には通わなくなる。本は何部刷るのか。何部出荷するのか。書店のどこにどれだけ置き、どう宣伝するのか。これは作家の裁量では当然ない。
この、自分の力ではどうにもならんことに関して、なお自分で今から現実的に何が出来るか。それを計算する脳や心が勝手に動き出す。私の力量外の事柄に、無闇に心を砕いた。
結果的に、神経が磨り減ってぶっ倒れた。
ぶっ倒れたのが不愉快だったので筋トレして治した。

打ち合わせで、編集さんと話す。
話を聞いていると、やはり自分の裁量外の懸案がどんどん出てくる。ハラハラしたり、ヤキモキしたりする気持ちが芽生えてくる。在庫はよAmazonに流してくれとか思う。私に圧倒的な腕力があればズバッと突破できたかもしれない事柄だったのでは、と、悔いる気持ちも生じる。だが、過ぎたことは後でリベンジすればよかろうことであるし、不透明なものというのは誰にも判断がつかんものなので、ヤキモキしても仕方がない。
だから、今は自分に出来ることを粛々としようということになった。

作家に出来ることというのは、何だろう。
作家の本質は、読者に作品を喜んでもらう、ということだ。
そうなると、作家の仕事は次の二つの要素から成り立つことになる。
1「いいものを作る」
2「知って貰う」
1なら、一応は作家の仕事の中で、目指せる。ガンバロ!
問題は2だ。つまり宣伝だ。だがこの労力、作家の仕事のルーチンの中で捻出することが難しいケースがある。
私は一応この発売月に休みを頂けたから、2ができるが、それでもノウハウがないのでこうして神経を費やしてしまった。休みが取れない場合はどうなったんだ。他の人は。ここは割と問題な気がする。
とはいえ、「2は本来作家の仕事じゃない、編集とか広報がやるべきである」とか言うのも、いまいち他人任せ過ぎて妙な話のような気がする。
結局は、2へのリソース配分を作家自身がやる、というのが一番良さそうなやり方という気がする。野球だって打つ、投げる、捕ると三つの全然別の仕事を同時にやらされているんだから、似たようなもんなのかもしれない。
また、1と2を悪魔合体させた「いいもので、知って貰えるものを作る」という方向に力を配分するというのも、悪くないやり方かもしれん。……あんまこれを意識し過ぎると作品に独特のエグみが出てきて、なんか15秒のTVCMとかテロップだらけのバラエティばんぐみみたいなものになってしまいそうなので良し悪しだとは思うが。

如何せん、次からも頑張りますぞい!
で、今月末発売の「エンジェル倶楽部」に、新作20P、載せますぞい!おばさんとの禁じられた恋愛話だよ!お楽しみに!
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結局、全ての基盤にあるのは、「読者の人が喜ぶ」というその一点だ。
東日本大震災の時、コンビニに置いてあった週刊少年チャンピオンの「囚人リク」と「バチバチ」を読んでいる時間だけ私は世界の不安から解放された。作品世界という別世界の中で息をすることが出来ていた。漫画作品一つ一つが、現実世界に並行する別世界なのだ。我々はその複数の世界を交互に渡ることで生命力を格段に増強していく。
この経験が余りに強烈に心に突き刺さっているので、文学とか漫画とかいったものは業界やら人類やらの形がどう変わろうが永遠になくならない、という確信を勝手に抱いているし、多くの人がそういったことを感じているから、作家とか漫画家というのはずっと生まれ続けているのだろう。希望のある話だと思う。

ビフィダス初単行本『キミを誘う疼き穴』、1月17日発売です!
よろしくね!アマゾンはこちら
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↑松原さん。
・・・
そして・・・
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・・・1月15日深夜11時時点ですが、Amazonのアダルトコミックカテゴリで6位。
上は全部kindleなので、kindle抜かしたら1位。
わああああありがとうございます!
う、売れている・・・!!

さて、現時点で多くのレビューサイトやニュースブログで拙著をお取り上げいただきました!
ご紹介します!
アキバblog様
ビフィダス初単行本 キミを誘う疼き穴 「乱れ堕ちていく姿が、本当にドエロくて最高」 
ヘドバンしながらエロ漫画様
「ヒロインの性的魅力に囚われ欲望が露わになる退廃感」 
漫画まみれラノベづくし様
淫らさが溢れ出す! 良作揃いの珠玉の初単行本
E.M.D.2nd様
子宮で感じまくる女性陣の痴態模様が満載!! 

ありがとうございます!うれしゅう御座います、そして御好評頂けて何よりです。
折角なので、単行本に収録されたお話を全話あらためて紹介します。
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1・奥宮さんはお手洗いにいる
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クールな女子社員、奥宮さんにはなんかのヒミツがあった。後輩男子がそのヒミツを知ってしまい……。

2・ゆり姉との主従関係
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10歳年上のゆり姉は、かわいい弟をオモチャにしていた。変則おねショタ、禁断愛的ななんかだ!

3・松原さんと温泉で
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商店街にたたずむ古物商の娘さん、松原さんが、温泉旅行についてきた。近づきたいと思うのが人情だ。

4・雨宿りのミカ
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雨の日、ある廃屋に行くと謎の女の子ミカちゃんに会える。ミカちゃんとは何者なのか。メチャ描きたかった作品。

5・バナナセーキガールズ
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エーコとシーちゃん、二人のビッチが、むさぼる。

6・ヒカリさん開発日誌
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ぽっちゃり箱入り新婚さん、ヒカリさんはセックスレスだった。性の喜びを知らせたい。

7・陸上部ランちゃんの憂鬱
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陸上部員、負けん気の強いランちゃんは、なんかの慰み者になっていた。ひどい!何故!?

8・公衆便所の花澤さん
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告白して彼女になった花澤さんは予想外にヘンタイだった。だがその心の奥には……。

9・センパイ・ビフォーアフター
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大学の高嶺の花、アオイ先輩と交際してみたら、高嶺の花が思わぬ太り方を見せた。男子の心に火がつく。

10・原田さんの帰り道
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原田さん。暴行から救って以来、センセとの距離の詰め方がオカしいことになってきた。

よろしくね!
御感想やおシコり報告、お待ちしております!

おシコリ報告を頂戴する度
大空に穂が上がる
優しさに 引かれて
青い眠りを解かれた 美しい星よ
 

初単行本『キミを誘う疼き穴』、1月17日発売!よろしくね!アマゾンはこちら
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↑「雨宿りのミカ」よりミカちゃん。作中で一番業の深いプレイをすることになる子。個人的にこの作品はものすごく描きたかった作品で、だから描き上げられたことに大いに満足している。なんでこんなニヤニヤ笑っているのかは読むと分かります。

さて、本日、自宅に小包が届きました。
開封すると
・・・
・・・
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物理書籍が!
手にするの初めて!あああああ!
中身を捲ってみましたが、雑誌掲載分と違い、
黒が黒い!
というか、白が白い!紙が白いから!
紙が白いから、インクの黒も黒い!印刷が良く、画面がクッキリニッチリして、なんか自分の作品でないかのようにキラッキラしていて、感動しています。 
これが本というものなのか。おおお。

折角なので、単行本で増えたところとかを、ちょろっとご案内します。

・書き下ろし見開きカラーピンナップ
冒頭にドンとあるので、見てね!

・本文修正

掲載時のミス等、ところどころをちょろちょろ修正しています。 「掲載時の絵柄を後から変えてしまうことは読者に望まれないことがある」とか「修正したいなーって場所、読者はあまり気になってないからそんな注力しなくていい」とか古事記にあり、判断に迷った。

・書き下ろし後日談

これ、めっちゃやりたかった!
ので、やりました。
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いくつかの作品の後日談があるよ。お楽しみに!

・巻末作品紹介
これもめっちゃやりたかった。
幼き頃、内々けやき先生の単行本を見た時から、「私が本を出せることがあったらぜってーやりてー」と思ってたことだったので、やりました。

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キャラのこととか、製作中や発表後のエピソードンとか、なんか色々書いてあるよ!読んであげてね!

・挿絵
ちょこっとあるよ。よろしくね!


その後、秋葉原に行って、書店で私の本がチョロチョロあるのを確認して、手に取られていく様子を見て、感慨にふけりながら帰りました。
全国書店に行き渡る正式発売日は1月17日です。

あ、折角なので、とらのあな様特典の書き下ろしリーフレットも紹介します。
・書き下ろしリーフレット「花澤さんのはじめて」
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「公衆便所の花澤さん」より、花澤さんの後日談だよ。気になる方はとらのあな各店にてお求め下さい!

よろしくおねがいします!
 

初単行本『キミを誘う疼き穴』、発売は1月17日です!よろしくね!
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アマゾンはこちら
今回は、備忘を兼ねて、単行本作業を振り返りたいと思います。
今後、スケベまんがデビューしたいとか、本を出したいとかいう方に、なんか御一助になればと思います。

ちなみに、収録作品と順序はこうなります。
・奥宮さんはお手洗いにいる (12月号) 最新作。OLだ。
・ゆり姉との主従関係 (8月号) OLの変則おねショタだ。
・松原さんと温泉で (9月号) 温泉浴衣だ。
・雨宿りのミカ (11月号) 変則学生モノだ。
・バナナセーキガールズ (2月号) カラーだ。学生だ。
・ヒカリさん開発日誌 (5月号) 主婦だ。
・陸上部ランちゃんの憂鬱 (6月号) 陸上部だ。
・公衆便所の花澤さん (3月号) 学生だ。
・センパイ・ビフォーアフター (1月号) 大学生だ。
・原田さんの帰り道  (11月号) デビュー作。学生だ。
(振り返ってみると1年1ヶ月で一冊分の原稿が溜まった形になる。比較的早いペースらしい。) 

・本を売らないと作家には想像だにしなかったくるしみが待つ
作家は、本を売りたい。
何故か。
これは、作家がいざデビューしようという時にあらゆる場所の編集さんから何らかの形で必ず聞く話らしいので、ここで書いても害はあるまいと判断したので書く。
本が売れないと、作家の名前は何か(卸業だったか)のブラックリスト的なサムシングに載る。
そうすると、流通期待値を見くびられて次の印刷部数を制限される。
もしくは「そのペンネームは使えないので名前変えて下さい」みたいなことを言われる。
もしくは、ブラックリストから名前が消えるのが二年らしいので(聞いた話だ)、名前を変えたくないなら本の出版を二年、待たされることになる。
これは嫌な気分だろう(これを聞いたときには僕も嫌な気分になった)。
無論、作家人生の終わりなどでは全くないのだが(これは後述する。絶望することはない)、ただ、作家として作品を作る上の必須属性である「鼻っ柱」は、へし折られる。ヘコむだろう。
だから、作家は、自分の本が一部でも多くの読者の方に届くように必死こいて作品を仕上げていくし、
編集さんは、作家の本が一人でも多くの読者の方に届くように、必死に内容を整えて、プロモーションして、営業かけたりするのである。

作家は必死だ。編集さんも必死だ。少なくともエンクラの私の編集さんはものすごく力を割いて下さった。昨日知らされた書店特典の充実を見て僕は泣いた。だから私も頑張ります。よろしくね!

・単行本のタイトルを決めよう
さて、作品を単行本にまとめる上で、慎重に考えなくてはならない最大要素は二つ、
「タイトル」と「表紙」です。
これをどう決めるかに関しては、編集さんと入念な打ち合わせをし、何度もリテイクした。
編集さんは、当然、「自分の雑誌で売れてきたパターン」とか「今の時勢のデータ」とかいったものをノウハウとして持っていて、
それを作家に伝えながら、共に本を作り上げて売っていくことになる。

出版社ごとに、このノウハウは違うだろう。
例えばエンジェル倶楽部で「妖艶ママ油地獄」というタイトルをつけたとして(架空です)、
LOで「妖艶少女油地獄」とかいうタイトルで本を売って売れるとは考えづらいし、
LOで「おさなづまとあわわックス」というタイトルをつけたとして(架空です)、
エンクラで「うれうれママンとあわわックス」が売れるとは考えづらい。
タイトルに明確な属性(主婦とか、JKとか、純愛だとか不倫だとか)を入れたほうが読者に内容が伝わるので売れてきた、というノウハウを形成している出版社もあれば、
タイトルがぼやっと抽象的なものでも売れてきた、というノウハウを持った出版社もあるだろう。
そもそも売れても売れなくても構わん、気にしてない、という出版社もあるらしく、そこは作家が不幸になりそうだからあんまよくない気がする(こういう場所もあるらしいので、気をつけたい)。
そんな感じで、各出版社で思想があると思うので、作家さんは編集さんにそういう傾向とか指針を聞くことになる。

僕の場合はかなり困った状況になった。
上を見れば分かるとおり、今回の単行本収録分の作品は、お姉さん系と、学生系が、半々くらいに分かれている。
そのお陰で、本のタイトルに、属性として「お姉さん」とか「学生」とかいった言葉が使えなくなった。
「OL」とか「主婦」とかも使えない。
このときは頭を抱えたが、結果的には相談して判断し、そういった言葉を含めない形になった。というのも、私の作品全体を通して、ある芯柱があったからだ。これが属性言語の代わりになり、表題に取り入れられた(当ててみてね!)。
属性を定めることは、ウリをはっきりさせる一方で、客層を「絞る」可能性がある。
属性を定めないことは、客層を絞らない一方で、内容が想像しづらいという意味で訴求力を失う可能性がある。
取捨選択だ。
僕は取捨選択した。
他にも、このタイトルを決めるまでは様々な取捨選択を行い、最終的に決定をした。
人生を後悔無く生きる秘訣というのを、この難航した表題決定作業からしみじみと感じている。
つまり、人生の全ての事柄において、自分で決断する限りは、後悔が無い。
そして、自分で決断する限りは、事前に想定されるあらゆるリスクを想定し、洗い出し、検討しておかねばならない(これがないと、弱ってる時に他人の口車にのって全財産をスッたりするから本当気をつけよう)
「この道を行くとこういう利点とリスクがある」。「この道を行くとこうなる」。十分にそれを想定する。その為に自分で考えるだけでなく、信頼できる人がいれば知恵も借りる。想定できない事柄に関しては最早神の采配の領域なので、覚悟する。そして、心が決まったら、進む。
編集さんとの長い長い相談は、この「事前に想定されるリスクの洗い出し」だったと言える。

兎に角、結果として私の単行本の表題は決まった。
自分で納得して決めたので、ズッコケてから誰かを呪うようなことは無いと思う。

ちなみに、私の単行本収録作品が、学生と非学生で半々であること、これも選択の結果だ。敢えて内容を散らすことを選んだ。
その報いを単行本作業で受けて、表題決めの時にはかなりクヨクヨしていたが、
今振り返ると、内容を散らしたことは間違いではなかったとも思っている。今後どうするかはまだ判断に迷っているが、そろそろ決心がつくだろう。

・表紙を決めよう
これに関しても、様々なノウハウがあった。
このノウハウは、編集さんと相談する以前に、作家さんとの雑談の中で獲得してきた。
これに関してはあまり公言する話ではないので、知りたいときにはどなたか作家先生にコンタクトを取ってみて聞いてみて下さい。素敵な話が沢山聞けると思う。
ちなみに、僕は表紙候補を三つ用意するよう言われていたが、最初から今の案(A案としよう)で行く気まんまんだった。
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他の作家さんに見せたら、B案やC案がいいという声も挙がった。
だが僕はA一択だと思ったし、Aで外れても後悔が無いと思った。編集さんもA案だった。

・ちなみに
ブラックリスト的なものに載っても、他社に持ち込みをかけて、あっさりペンネームを維持したままエロ漫画の最高峰の場所で作品を描き続けている作家先生が現にいる。
何となくだが、作家の人生軌道を決めるものというのは、当人の持つ画力だとか売れ方だとか以上に、
作家の個性的魅力だとか、人間的行動力だとか、タフさだとか、あと人の繋がりだとか、そういうもんなんじゃないかと思わされる。無論、運とかめぐり合わせとかもあるのだろうけれど。

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